ウメハラとPunkそれぞれから見た"海外勢"の質問のうまさ
自分の元ツイート:
背景
SFV最上位プレイヤーでアメリカ人のPunkが、配信でアメリカ勢とアジア勢の違いについて語っていて、それを「LiT|翻訳キュレーター」さんが切り取り、字幕を付けてTwitterに投稿していた。
そのPunkの意見が、ウメハラの著書に書いてあったウメハラ視点での日本人とアメリカ人の違いについての意見とおもしろいくらい真逆だったので、紹介
Punkから見たアメリカ勢とアジア勢の違い
元ツイート の動画5と6にかけての部分から「LiT|翻訳キュレーター」さんの翻訳を引用。 でもアジア勢は違う。積極的に質問してくるし、俺にでさえ対戦後に質問をして来る。しかもちゃんと聞いてる。だってもう一度対戦するとすぐにアドバイスを活かそうとする。俺に質問するときは言語の壁が邪魔になるはずなのに、知ってる英語を絞り出して話そうとしてくる。Google翻訳を使って頑張る人もいる。
ウメハラから見た日本人とアメリカ人の違い
実はゲームの世界でも、日本人は"疑問を持つ力"が足りないんです。ファンからの質問でもその差は歴然としてて、アメリカ人の質問のほうが圧倒的におもしろい。
「あなたの動画を見てると、この部分の動きが他のプレーヤーより非効率に思える。それなのにあなたが一番、勝ってる。ウメハラさんが一見非効率に見える動きをするのはなぜですか? やっぱりそこに強さの秘密があるんですか? それとも単に好みの問題ですか?」みたいに、アメリカ人の質問は感心するほど具体的だし、深いんです。ところが日本人からの質問は、「僕は思うように勝てません。どうすれば勝てるようになりますか?」みたいな質問ばかり。格闘ゲーム自体は、日本のほうがレベルが高いのに。
私が思ったこと
2人の言っていることがおもしろいくらい真逆。
ただ、実はこれは「国内勢からの質問と海外勢からの質問」として見ると全く同じことを言っている
つまり2人とも「国内勢の質問は微妙だけど、海外勢からの質問は(言語の壁があるにもかかわらず)スゴイ!」と言っている
つまりこれは言語の壁がフィルターとなっていて、海外勢からの質問は「言語の壁を超えてまで質問したいくらい熱心の人」ばかりになる、ということなんじゃないか、という話
Punkが海外勢ではなくアジア勢に絞っているのは、アメリカ以外の欧米人は英語が話せるからかな。
ウメハラはアメリカ人に絞って話しているけど、私の仮説が正しければアメリカ人以外の質問も上手いはず…?
っというか見た目でアメリカ人かどうかの判別ってできないので、アメリカ人は「欧米人」と解釈するのが妥当っぽい。